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熊本の祭り
熊本の祭りの代表的なものは、藤崎宮大祭、通称「ぼした祭り」 山鹿市の「灯篭祭り」、天草牛深市の「はいや祭り」、熊本市の「火の国祭り」など
「火の国祭り」
「火の国まつり」は、8月8日と9日に開催されます。8日には、熊本城二の丸広場で開幕式典 やオープニングステージの後に納涼花火大会があり、熊本城を打ち上げ花火が照らします。9 日にはメインイベントの「おてもやん総おどり」があり、民謡「おてもやん」や「サンバおてもや ん」のリズムに乗って、多くの踊り手が趣向を凝らした扮装で市内中心部を踊り歩きます。
「ぼした祭り」
# この祭りは、もともとは放生会(ほうじょうえ)に由来するものといわれている。現在でも、この 旧習自体は各地の寺社で催されているが、藤崎宮のこの祭りでは、その遺風を見出すことは できない。 # 「随兵」は、加藤清正が文禄・慶長、大坂から無事帰還できたことを神前に感謝し、みずから 随兵頭となって兵を引き連れて藤崎宮の神幸式に供奉(ぐぶ)したのが起こりと伝えられてい る。その後、細川藩政時代にも継続され、随兵行列の三役(随兵頭・長柄頭・御幸奉行)は家 中で選抜された高位の者が務めた。 # 「飾り馬」は本来、供奉神職の乗馬であり、神職と同数の12頭が奉納されていた。細川藩政 期には家老格の家から馬を出していた。また、かつて藤崎宮が鎮座していた藤崎台(現在は 県営野球場がある)からは御旅所までの距離が短く、神職は乗馬せずに馬を曳いて供奉し た。そのため不用の鞍上に飾りを施したものが次第に大きくなり、今日のような紅白あるいは 青白の太輪の飾りになったという。
「山鹿灯篭祭り」
8月15日の「飾り灯籠」で幕を開ける山鹿灯籠まつり。
しっとりと優雅に舞う乙女の頭には金灯籠。 ゆらりゆらりと灯りがゆれる「千人灯籠踊り」の幻 想的な美しさ、夜明かし祭りの名のとおり、大宮神社に奉納される「上がり灯籠」は17日0:00 から行われます。
「牛深市はいや祭り
天草の下島の最南端、
熊本県天草市牛深(うしぶか)に初夏の訪れを告げる『牛深ハイヤ祭り』は、
市民総出の祭りで、今年(2008年)で37回を数えます。
昔から天然の良港だった牛深は、
江戸時代、上方、長崎、薩摩、琉球などへの海運の中継基地として、
諸国の帆船、漁船の出入で賑わいました。
帆船は、上がり船は南の風を、
下り船は北の風を使って次の港へ航海していましたから、牛深は、
風待ち、シケ待ちの港でした。
女性たちが、
風待ち、シケ待ちの船乗りたちをもてなす酒盛りの歌として歌い
出されたのが、『牛深ハイヤ節』です。
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